今日はダイエットにも健康な素肌づくりにも欠かせない食のお話を^^
その中でも特に意識したいのが糖質です。
美容の世界でも老化原因を大きく占めると言われる酸化に次いでとても重要な糖化。
糖質を摂りすぎることによる糖質依存も出来れば避けたいところです。
とはいえ、今市場に出回りスーパーの棚に並べられている商品に含まれる糖は
とても多くの種類があり、ほとんどの人はどんな糖が含まれているかわからないまま無意識に口に運ばれていることが殆どかと思います。
が、どんなものが自分の身体に日々入っているのか?
自分の身体の中ではどんなものがエネルギー源として働いているのか?
少しでも考えるきっかけになればと思います♩^^
身の回りに溢れる甘いもの
糖質を含む甘いものと言えば、天然由来のきび糖、はちみつ、メープルシロップなどからアステルパームやスクラロースなどの合成甘味料、炭水化物の根菜類から白ご飯など様々なものが挙げられますが、どんなものが身体の中にたまりやすく、老化や中性脂肪の増加に繋がりやすいのか??
今回はその種類の分類の特徴についてご紹介しますね♪
糖質の種類
まずは以下の分類をご覧ください♪
糖はその構成によって↓のように分類されます。
【糖質の種類】
①単糖類/ひとつの糖で構成されるもの
★ブドウ糖(グルコース)果糖(フルクトース)
②二糖類/ブドウ糖(グルコース)にもうひとつの糖が連なり構成されるもの
★ショ糖・麦芽糖・トレハロース・乳糖
③多糖類/多数の分子が連なり構成されるもの
★でんぷん.ペクチン.セルロース.グルコノマンナン
エネルギーとしてすぐに使われるブドウ糖
中でも、エネルギーとしてすぐに使われるのが単糖類であるブドウ糖です。
ブドウ糖は小腸で吸収された後、血液中に入り血糖値があがることでインスリンが分泌され余分な糖が体内で脂肪として蓄えられます。このときインスリンが分泌されることにより満腹感を得て食べすぎを抑えられる性質があるため、ブドウ糖を含むものであってもナチュラルに摂れるものであればさほど気にすることなく摂っても一気に脂肪が蓄積してしまうということはありません。
それでは、同じ単糖類である果糖はどうでしょうか??
ダイエットに注意したい果糖のバランス
ブドウ糖と同じ単糖類の果糖ですが、果糖はほとんどが肝臓で代謝されインスリンを必要としないため血糖値が上がりにくい性質をもちます。そのため、ダイエットに良いと誤解されることも多いのですが、果糖は食欲を抑えるホルモンであるレプチンやグレリンも分泌されないため、つい過剰に食べ過ぎてしまい、結果的に中性脂肪が溜まりやすいというリスクがあります。
果糖やブドウ糖が含まれていても積極的に摂りたいものは?
血糖値が上がりやすいブドウ糖や食べ過ぎのリスクも考えられる果糖類ですが、これらを含むフルーツには糖質以外にも食物繊維やビタミン、フィトケミカルなどその他の大切な栄養素も含まれるため、美容と健康のために適度に摂ることをお勧めします。
摂りすぎに注意したいのは異性化糖
同じように果糖やブドウ糖が含まれていても反対に控えてほしいのが、【ブドウ糖果糖液糖】や【果糖ブドウ糖液糖】です。これらは異性化糖と呼ばれるものでブドウ糖と果糖を含んだ状態のもの。フルーツなどとは違って食物繊維やフィトケミカルなども含まれない為、更に体内に吸収されやすく、緊急時の栄養補給のために摂る場合は効率的ですが、日常から知らず知らずのうちにこれらが含まれる加工品ばかり摂りすぎると体脂肪の増加に繋がりやすいのです;;
加工品に含まれる糖を控えるだけでもダイエットに繋がる?
忙しい生活には便利な加工品ですが、これらに多く原材料として使われるのがブドウ糖果糖液糖や果糖ブドウ糖液糖といった異性化糖です。出来れば自然と身体に作用する自然のものから摂ることで体も上手く調整機能を働かせ過剰な糖質を溜めるといったことも避けられます。
そうすることでダイエットだけでなく、最終糖化産物であるAGEsもたまりにくくなり全身の美容にも繋がってきますので、是非生活の中にとりいれられるところから参考にされてみて下さいね♪